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はじめに
この記事のシリーズでは、JRの新幹線で行けるスキー・スノボ初心者にお勧めのゲレンデを、この順番で行くと楽みながらレベルアップできるのではないかと思う順番で紹介していきます。
GALA湯沢で初めてスキー・スノボを体験した人にお勧めの2番目のスキー場は、白馬五竜&Hakuba47です。
ここは、なかなか癖のあるゲレンデではありますが、個人的にお気に入りということもあって紹介します。
基本情報
公式サイト
コース情報
アクセス
まず、JRツアーならHakuba47利用の方がゲレンデに直で行けるのでお勧めです。
白馬五竜
長野駅から高速バスで白馬五竜バス停まで約60分(時刻表)。ただそこは白馬五竜スキー場からは少し距離があって、そこで降りて待ってると巡回バス来て(時刻表)、それに乗ると5分くらいで白馬五竜のスキーセンター(エスカルプラザ)に着きます。
Hakuba47
長野駅からHakuba47へは、JRがJRツアー客のみに用意しているシャトルバスで約60分(予約必須)。
往路:長野駅9:40⇒Hakuba47 10:50⇒白馬ロイヤルホテル11:00⇒ホテル白馬11:10
復路:ホテル白馬15:25⇒白馬ロイヤルホテル15:40⇒hakuba47 16:00⇒長野駅17:00
直通はこれしかなく、これに乗らないと、巡回バスで白馬五竜や八方尾根に一度行きそこから高速バスで長野駅に向かうことになります。
主要リフトの値段
大人料金(白馬五竜と47共通)
1日券 5000円
午前券(13時まで) 3980円
午後券(12時から) 3980円
なお、リフト券は紙ではなくICチップのため保証金500円が別途必要(返金される)。
また、ICチップをタッチするところが高いので、チケット入れは腕に巻くタイプじゃないと不便です。
なぜ初心者にお勧めか
初心者でも頂上に行ける
白馬五竜とHakuba47はバスで移動もできますが、山頂で繋がっています。
そして、最大の特徴はHakuba47サイドでは、山頂からスキーセンターまで、6.5kmのロング林間コースがあるのですが、このコースが初心者でも安心して滑れます。
通常のスキー場では、初心者用コースというのは山の下部にあって、上に行くほど斜度が急になり、山頂付近は中上級コースとなります(白馬五竜サイドはまさにそう)。
その結果、初心者は下の方のコースを滑っているだけで山頂にいけないことは普通にあります。
時には、山頂の上級コースを迂回できる初心者用林間コースという名前のコースがあったりしますが、所々で狭い&かなり急で、全然初心者は楽しめなかったりします。
この点、Hakuba47の林間コースは、山頂からの眺めが素晴らしいのはもちろんのこと、スキー・スノボ2回目くらいの初心者でもスムーズに最後まで降りてこれます(もちろん、一部ちょっと急な場所もありますが)。
初心者用のコースを滑ってレベルアップするのも楽しいですが、絶景を見ながら大自然の中を滑るのもスキー・スノボの醍醐味の一つです。
是非、早めに林間コースをまったり滑る楽しさを味わってほしいと思います。
2つのスキー場が楽しめる
白馬五竜とHakuba47は、現在は一つのスキー場扱いでリフト券も共通ですが、もともとは別のスキー場です。
そして、全く違う特徴を持っていたことから、1つに統合することにしたのだと思います。
Hakuba47は、日本最大規模のスノーパーク、初心者でも安心ロング林間コース、これぞ中級者用特訓コースといったメインコース(初心者には厳しい)の3つしか売りがないような小さなスキー場です。
したがって、Hakuba47だけでは1日でも飽きます。
しかし、隣の白馬五竜がいわゆる普通のスキー場で、初心者用の幅広の緩斜面があり、初心者が練習するには丁度良いゲレンデです。
白馬五竜の方で練習しつつも、飽きたら一気にゴンドラで頂上まで行って、Hakuba47サイドの林間コースをまったり滑るという楽しみ方ができます。
ホテルと移動が快適
JRツアーの一泊旅行で行く場合、白馬五竜&Hakuba47利用で選べるホテルは、ホテル白馬と白馬ロイヤルホテルですが、ホテル白馬は綺麗でとても快適なホテルです(白馬ロイヤルホテルは微妙)。
もちろん、1泊2日、往復新幹線、リフト券付で3万円前後ですから、高級ホテルではないですし、目を凝らすと結構ぼろかったり、規模の割に客数が多くて混雑したり、問題がないわけではないのですが、非常に感じの良いホテルでコストパ―フォーマンス的には抜群です。
また、Hakuba47利用だと、JR利用客のためだけに用意されたシャトルバスが利用可能です。
このバスが、ホテル白馬ー白馬ロイヤルホテル―Hakuba47-長野駅というルートで行くので、帰りにホテルで入浴する場合もホテルからそのままシャトルバスに乗って長野駅まで帰れます。
循環バスでホテルからスキー場に行き、スキー場で乗り継いで長野駅までの高速バスに乗るという手間が不要で、帰りに温泉に入りたい人には便利です。
初心者用パークがある
これは、主にスノーボーダー向けの利点です。
Hakuba47というのは、ゲレンデ自体は小さいのですが、日本最大規模の整備されたスノーパークがあることで有名です。
そして、ちゃんと初心者用のパークが用意されています。
ボーダーの人で、最終的にはパークで遊びたいと思っている人は多いかもしれませんが、どの程度のレベルからパークに入って良いかわからず、混雑した初心者コースでトリックの練習して周りのひんしゅくを買うなんてことはよくあります。
その点、初心者用のパークが整備されていれば、遠慮なく入って遊びながら練習できます。
スノーパークで遊びたいと思っているのであれば、こういった初心者用パークに早くから行ったほうが良いと思います。
短所
中上級コースのレベルが高い
白馬五竜とHakuba47ともに中級コースのレベルは高いです。怖いもの知らずの若い男子はさておき、2-3回目くらいの初心者は降りてくるのが精いっぱいで、行っても楽しめないと思います。
また、練習用としてもちょっとレベルが高すぎると思います。
したがって、練習するには白馬五竜の下の方の緩斜面を繰り返すしかなく、初心者のレベルアップに丁度良い、『初中級コース』的なものがないのはちょっと残念です(47の山頂付近のコースは初心者の練習に向いてないわけではありませんが)。
メイン初級コースが混む
白馬五竜のメインコースは、スキーセンターの真正面にあります。
このコースは、高速4人乗りリフトで4分で上がれ、1500mの広い緩斜面という、初心者の練習には最適といえます。
しかし、初心者の練習用に丁度良いので、スクール生をはじめとした、初心者の人が殺到します。
さらに、他のコースに行くためには最初にこのコースを滑らなくてはいけないことから、このコースが超混雑します。
せっかくの優良コースなのですが、土日や2月など、ピーク時にこのコースで気持ちよく練習することは期待しないほうが良いです。
もっとも、すぐ隣に700mとちょっと短いとはいえ練習用に適した初心者用コースがあり、こっちは結構空いてます。
まとめ
今回は、スキー・スノボ初心者が2番目に行くスキー場のお勧めとして、白馬五竜&Hakuba47を紹介しました。
白馬五竜とHakuba47は、それぞれを単体だけで見ると、いろいろと欠点があるのですが、両者が一つになったことで、初心者には面白いスキー場になっていると思います。
なにより、なるべく早い段階から、怖い思いをすることなく山頂から始まる林間コースをまったり滑る楽しさを味わってほしいなと思って紹介しました。
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