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はじめに
この記事では、JRのスキー・スノボツアーで自分が利用したことある旅館やホテルの中でお勧めを紹介していきます。
なお、私にとって、スキー旅行の目的はスキーであり、利便性が最優先で、心を込めたおもてなしや特別な日の思い出等はは求めていませんから、そこら辺が評価には影響しています（そもそもスキー宿中心で高級旅館とかではありません）。
また、評価は甘めだと思います。
妙高杉ノ原 高橋旅館ゆきつばきの評価
評価
5段階です。
総合５
サービス５
食事５
施設５
コメント
JRのスキー・スノボツアーの中において高いだけはあります。妙高杉ノ原スキー場を快適に利用できるので、文句なく星5つです。
駅－旅館間・旅館－スキー場間、両方送迎あり。チェックイン前とチェックアウト後の更衣室利用OK（貴重品ボックスも乾燥室もあり）。チェックアウト後の風呂利用OKで、チェックアウト後も指定した時間にスキー場に迎えに来てくれ、風呂から出た後に駅まで送ってくれます。
食事は美味しいです。豪華なのですが、変な創作料理とかは一切なく、いい意味で王道的な温泉旅館といった感じの夕食です。期待通りの食事を美味しくいただけます。
施設もきれいで快適で、何の不満も感じません。
また、サービス面に関しても、従業員の方全員が非常に感じがよく、最初から最後まで非常に心地よく過ごせます。
JRスキー・スノボツアーで行ける宿の中でも私の一番のお気に入りなので、当然星5つなのですが、こうやって文章にしてみても、施設・食事・サービス、全てにおいて満点です。
赤倉温泉 赤倉ホテルアネックスの評価
評価
5段階です。
総合４
サービス３
食事５
施設５
コメント
ここは歴史を感じさせる良いホテルです。JRツアーで利用できるのは本館ではなくアネックス（建物は繋がっている）。
サービスを３にしたのは、決して悪いという意味ではなく、基本的に全部セルフサービスだからです。
ただ、最初に「全部セルフサービスになっています」くらい言ってほしいところで、部屋に入るが浴衣がなくフロントに電話すると「フロントで言ってくれれば渡しますが何か？」、連泊でも部屋の清掃がなくフロントに連絡すると「言ってくれればやりますが何か？」、食事の場所もチェックイン時に「食事の場所はご存知ですか？」、「知らないです（知るわけないでしょ）」、「あっちの方行くとあります」といったような感じ。
ただ、外観と異なり部屋はきれいで文句なく快適です。また、食事のレベルは高く（かなり大満足）、夕飯だけでなく、朝食バイキングも、外国人宿泊客が多いこともあってか、和食と洋食が両方揃えてあって快適です。
さらに、赤倉温泉では、当然温泉が楽しみの一つですが、アネックスと本館で合わせて3つ風呂があり（3つとも男女両方あり、内2つは24時間入浴可）、どの風呂も個性があって温泉を楽しめます。
また、妙高高原駅とホテル間の送迎あり。チェックイン前やチェックアウト後の更衣室の利用可能。チェックアウト後の入浴も可能（手ぬぐい貸出無料・バスタオル貸出300円）、そして、何より、通り挟んだ向かいがゲレンデの入り口でスキー場へのアクセスは最高。
更衣室なんかは自由に使ってよく、念のため「チェックイン後も使って大丈夫なんですよね？」なんてフロントで聞こうものなら、「はい（いちいちそんなこと聞いてくんなよ）」的な感じで、要するに、アネックスの方は、最高の環境を安く提供するから勝手にやってね、というところか。
初めていく人は、アネックスの入り口の、さびれた観光地の廃墟ホテルのような外観と、決して良いとは言えない（おもてなしの心は感じない）接客態度のせいで、悪い印象を持つかもしれませんが、帰るころには、このホテルをこの値段で利用できたのはかなりお得なのではないかと感じるはずで、お勧めのおもしろいホテルです。
もっとも、アネックスと本館ともに、アネックス利用者だからか何なのかは知りませんが、おもてなしの心はあまり感じないので星4つにします。
信州白馬 ホテル白馬の評価
評価
５段階です。
総合４
サービス５
食事４
施設４
コメント
きれいなホテルで快適に利用できます。おもてなしの心を非常に感じるホテルです。
ただ、食事がバイキングなのですが、なんというか、「ホテル白馬」というカッコいい名前から想像させるものとは真逆です。
かなり田舎風の和食が中心で私があまり好きじゃなくて、料理はたくさんあるものの、洋食党肉食派の私にはほとんど食べるものが無くて困ってしまったので、食事評価は４にします（主観全開ですみません、おそらくほとんどの人は大満足かと思います）。
施設については、古いもののきれいで文句をつけるようなところは基本的に無いのですが、部屋はせまいです。スキー宿は、建物はボロくてもそこそこ広い和室が多かったりするので、これは減点ポイントとしました。
大浴場も、滞在客のキャパから考えると全然『大浴場』ではなく、結構混雑が激しい気がします。
また、これは白馬のホテル・旅館全般に言えることなのでホテル白馬の問題ではありませんが、JRツアーの場合、長野駅からのバスを利用することになります。しかし、スキー場を挟んで、長野駅とホテルが逆方向にあります。
つまり、例えば47のシャトルバスだと、長野駅からバスに乗っていくと、まず最初にスキー場に着き、そこから20分くらいかけてホテルに着くことになります。
したがって、ホテルの更衣室が利用できるとしても、往復の時間がもったいないので、スキー場のロッカールームを使うことになるかと思います。
帰りの風呂も同様で、始発がホテルでスキー場によって長野駅に向かう流れですから、チェックアウト後に入浴させてもらえるのですが、スキー場－ホテル間の片道20分程度の移動が面倒になって来て結局利用しないで終わることが多いかもしれません。
なんだか難癖つけてるに等しいですが、星5つかといわれると、4つだろうなといういう気がするので星4つにします。
斑尾高原 バートンホテルの評価
評価
５段階です。
総合４
サービス５
食事３
施設４
コメント
ここは、JRスキー・スノボツアーの中でも、隠れ家的な斑尾高原＆タングラム斑尾の、さらに隠れ家的なホテルです。
斑尾高原＆タングラム斑尾という、ちょっと上手くなってきたかもと思い始めた初級者にとっては、初級コースがもれなく上越地方で言う初中級レベルでレベルアップに最高のスキー場を、非常に良心的な価格で楽しめますし、コストパフォーマンスという点においては満点に近いホテルです。
まず、アクセスが最高です。
斑尾高原へのアクセスは、北陸新幹線で飯山駅まで行って、そこからバスで40分以上乗るのが通常です。
しかし、バートンホテルの場合、立地の都合上、しなの鉄道の妙高高原駅が最寄り駅となり、ホテルで妙高高原駅まで送迎してくれます（車で15分くらい）。
妙高高原駅は新幹線の長野駅から、しなの鉄道の北しなの線で45分です。
まず、長野駅利用となると、新幹線のあさまが使えるようになるために、乗車する新幹線の選択肢がぐっと増えます。また、電車移動がメインになるため時間がきっちり読めます。バス移動だとどうしても、多めに時間をとってタイムロスが生じてしまいますが、最寄り駅まで電車で行けるので、新幹線の乗り継ぎも最短で組めます。さらに、バス酔いなどの心配も不要です。
また、スキー場へのアクセスという面でもバートンホテルは素晴らしいです。
ホテルの目の前に、タングラム斑尾のリフトがあり、バートンホテル宿泊者のためのリフトなんじゃないかという感じです。スキーからの帰りは当然、ホテルの目の前まで滑って来るだけです。
施設も、大広間を更衣室として開放していて、チェックイン前・チェックアウト後ともに利用可能です。更衣室の中にコインロッカーもあります。乾燥室も完備されていて、スキー宿としての設備に一切不満はありません（乾燥室が変なところにあって移動がちょっと面倒ですが）。
ただ、風呂が狭いです。ホテルの規模を考えると、洗い場が6つしかないのは小さすぎると言っても過言ではなく、滑り終わってから夕食までの17時前後は、洗い場が足りなくて立って待つ人が出るので、そこだけは減点です。
風呂と乾燥室までの移動以外は満点なので設備は4です。
問題は食事。
個人的には、全く不満が無く、他の宿より5千円安い分、夕飯代が7000円から2000円になったと思えばよいといった感じです。
土曜日などはビュッフェになりますが、かなり品数は少なく寂しい感じのビュッフェとなります。しかし、唐揚げとか、ビーフシチューとか、基本メニュー中心で、ご飯の横には、カレー、麻婆豆腐、豚汁などが用意されていて、男子的にはお腹いっぱいになれるので全く問題はありません。
しかし、ビュッフェと聞いて、楽しげなものを想像していると肩透かしを通り越して、がっかりするかもしれません。
もっとも、スキー宿と考えると、値段相応どころか十分なコストパフォーマンスです。変な創作料理とかを出されるよりはるかにましです。
そうはいっても、豪華ではないので3にしました。コストパフォーマンスを考えると4でもよいです。
サービスも良いです。
ここは、いかにもスキー宿といった感じなのですが、ホテルチェーン的な会社が経営しているのかなと感じさせるような、行き届いた感じです。何の不満も出ないと思います。
なので、サービスは5にしました。
以上、バートンホテルは、斑尾高原＆タングラム斑尾を電車メインで快適に利用するには最高のホテルと言えます（東急も斑尾高原ホテルも何の不満もないのですが、安いのでここが気にっています）。
おわりに
自分がスキー旅行で利用するホテル・旅館の中でもお気に入りのところを紹介してみました。
レビューと言っても、気に入っているところを紹介するだけなので、評価は甘めです。
お役に立てば幸いです。