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はじめに
今回は、新幹線でスキー・スノボ旅行に行く場合によくある、新幹線内にスキー板やスノーボードを置く場所はあるのかという疑問に答えてみたいと思います。
最初に結論
上越新幹線
最後列を確保しない限り自分の席で抱えるのが通常。
北陸・長野新幹線
最後列を確保しない限り自分の席で抱えるのが通常。ただし、グリーン車はデッキに置く場所がある。
東北新幹線
列車ごとに置き場の有無がいろいろなので、最後列を確保しない限り抱えるのを覚悟。
以下、各新幹線ごとに詳細を見ていきます。
上越新幹線
E4系
上越新幹線はほとんどこれです。二階建て車両で、列車名がMAXから始まるものです。
E4系においては、デッキスペース等にスキー板やスノーボードを置く場所がないので、最後列の席の後ろに置く以外には抱えて持っていくしかありません。
グループで縦(前後)に複数席取っているのであれば網棚に置くことも可能ですが、横一列で二人とか三人とかであれば、網棚に載せるのは余程周りが空いていない限り無理だと思ったほうが良いです(スキーシーズンに上越新幹線で周りが空いていることはほとんどない)。
抱えたくない人は、最後列を予約するのがベストです。
E2系
上越新幹線の場合、列車名にMAXのつかない1階建て車両はすべてこれです。
E2系であれば、デッキスペースにスキー板やスノーボードを置く場所があります。しかし、シーズン中の上越新幹線の場合(特に朝)、スキー・スノボ客がほとんどで、このスペースは結構すぐに埋まります。また、雑然としていて、無理に押し込む人なども多いので、大事に扱いたい人は避けた方が無難かもしれません。
やはり最後列を予約時に取得するのが一番確実です。
北陸新幹線
E7系
基本的に北陸新幹線はE7系です。
E7系はグリーン車(11号車?)ならデッキスペースに、普通車なら偶数車両に荷物置き場があります。
この偶数車両の荷物置き場が厄介で、2段になっているので、ボストンバッグやキャリーケースはおけますが、スキー板やスノーボードはおけません。
なお、グリーン車の場合は、デッキスペースにスキー板やスノーボードもおける荷物置き場があるのでそこに置けます。存在があまり知られていないせいか、空いているのでハイシーズンでも利用可能だと思います。
以上から、グリーン車利用でない限り、最後列確保がベストな選択肢です。
E2系
現在、北陸新幹線では、年末年始等に増発される臨時列車でE2系の列車があるそうです。
E2系はデッキスペースにスキー板やスノーボードがおけるスペースがあります。もっとも、スキー板・スノーボードのための専用スペースなわけではなく、スーツケース等を置く荷物スペースなので、混雑する臨時列車では一杯になる可能性が高いです。
臨時列車でスキーやスノボ旅行に行く予定の人は、デッキスペースに置ける場所があるとはいえ、抱えて持っていくことを想定した方がよさそうです。
ここでも、最後列確保がベストな選択肢です。
東北新幹線
東北新幹線は、E2系E3系E5系E6系の4種類があります。
そして、基本的に、E2系と一部のE3系はデッキスペースに荷物置き場があり、E5系とE6系には荷物置き場はありません。
E2系座席表リンク
E3系座席表リンク
E5系座席表リンク
E6系座席表リンク
東北新幹線では、シーズン中でもあまりスキー・スノボ客でごった返すことはないので、基本的に荷物置き場があればスキー板・スノーボードは置けると思います(スーツケースを置く先客さえいなければ)。
しかし、荷物置き場の有無が列車ごとにややこしいです。Wikipediaの東北新幹線のページから読み解くと下記のようになります。
はやぶさ
E5系かE6系なので、デッキスペースに置き場はなく、最後列を確保しない限り抱えておくことになると思います。
つばさ
E3系なので、12号車・14号車・15号車・16号車・17号車であればデッキスペースに荷物置き場があります(連結部分にあるので11号車と13号車でも困らない)。
こまち
E6系なので、デッキスペースに置き場はなく、最後列を確保しない限り抱えておくことになると思います。
はやて・やまびこ・なすの
E2系E3系E5系E6系が入り乱れているので、列車ごとに荷物置き場があるか無いかが異なります。
以上のように、列車ごとにいろいろあるのですが、最後列の席を確保するのがベストであることには変わりません。
おわりに
以上、新幹線ごとに荷物置き場の有無をまとめてみました。
荷物置き場があればスキー板やスノーボードを置くことは可能なのですが、ピーク時のスキー客・スノボ客の全員分を置けるようなスペースはありませんし、また、外国人旅行客の大きなスーツケースがおいてあったりもしますので、やはり、最後列の席を確保するのが一番安全な方法かと思います。