JRスキー・スノボツアー選びのポイント


はじめに

この記事では、はじめてJRの新幹線ツアーでスキー・スノボに行くという方に向けて、JRパンフとにらめっこしてツアーを選ぶときのポイントを解説したいと思います。

なお、何度もスキー・スノボに行ったことあるベテランというより、どちらかというと、全くの初めてもしくは数回しか行ったことないような初心者を想定しています。

パンフからスキー場の質はわからない

これは重要です。

新幹線で行くことを前提にすると、基本的にJRのパンフレットとにらめっこすることが多くなります。

そうすると、JRのパンフ上で大きく取り上げられているスキー場がメジャーなスキー場であるかのような誤解を生んでしまいます。

もちろん、JRが大きく取り上げているスキー場がしょぼいスキー場ってことはないのですが、基本的にホテルが大きくて大量にさばける商品が大きく扱われているだけで、大々的に取り扱われているからといって人気スキー場であるとは限りません。

例えば、信州のパンフで扱われている菅平高原なんて、JRのパンフではゲレンデマップすら載せてもらえてなくて、しかも料金が安いから、知らない人はさぞしょぼいスキー場なのかと思うかもしれませんが、スキー合宿のメッカといわれる日本屈指のスキー場の一つで、超巨大スキー場です。

また、ゲレンデマップがどこも同じような大きさのせいで、ゲレンデの大きさが分かりづらいです。スキー場というのはどれも山の斜面にありますので、同じ大きさの絵にしてしまうとどれも同じように見えますが、山の大きさはスキー場ごとに全然違います。

パンフだけ見ると、JRの取り扱いの差から、軽井沢プリンスとかがでかいスキー場に見えて、妙高杉の原とかとの差が分かりにくいですが、山の大きさが全然違うので、スキー場の大きさは全く違います。

JRパンフから各スキー場がどのようなところかを判断するのは難しいので、ゲレンデガイドだけは持っておいた方が良いです。

付着するリフト券をチェック

ついついツアー代金で比較してしまいがちなのですが、付着するリフト券のチェックも重要です。

ほとんどのツアーには1日分のリフト券が付くのですが、中にはリフト券が付いていないプランや、逆に滞在中全日分付くプランがあり、リフト券は1日券で大体4、5千円位するので旅行代金総額に大きく影響しますので必ずチェックした方が良いと思います。

また、中にはリフト1日券ではなく、4時間券がついてきたりするものもあり、けち臭く感じるのですが、2日目は早く上がって温泉に入ってから帰るなんて言う場合には4時間券で十分だったりするので、4時間券というだけで却下する必要はありません。

特に注意が必要なのは、スキー場が販売しているリフト券の種類です。

ほとんどのツアーで着いているのは1日券なので、1泊2日で行く場合には、初日か二日目のどちらか一日分はリフト券を購入するのが通常です。

しかし、スキー場によっては、1日券以外では、午前券・午後券という販売方法を取っている場合もあったりします。その反面、4時間券や5時間券等、購入時点からの時間単位でのチケットがあるスキー場があります。

この結果、ややこしいことが起こります。

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例えばHakuba47はJRツアーに1日券が付きます。そして、初日にスキー場にバスが付くのが10時40分くらいで、着替え終わるのが11時くらいだとします。しかし、1日券以外は午前券・午後券という区分になっているのですが、午後券の利用が12時からとなっているため、半端な1時間をどうするか悩んだりします。また、午後券でも4000円します。

この点、赤倉温泉の場合、ツアーにはリフト券が一切つかないのですが、5時間券という便利なチケットがあり、しかもそれが旅館でもらえる割引券を使うと2800円で買えます。そして、往路での到着時間や、復路での風呂に入る時間等を考慮すると、両日とも5時間券で十分だったりもします。

このように、リフト券代をしっかり計算に入れておかないと思わぬ支出や損した気分を味わうことになるので注意が必要です。

ホテルの送迎

最寄り駅からホテルの送迎があるか否か、およびその時間帯は要チェックです。

朝から送迎ありのホテルや旅館は、チェックイン前でも更衣室を貸してくれところがほとんどです。

つまり、朝一で旅館に着き、チェックインはできませんが、ホテルで着替えてからスキー場に行くことが可能で、スキー場の狭い更衣室やコインロッカーを利用しないで済むので、旅館がチェックイン前とチェックアウト後の更衣室提供・荷物保管サービスをやっているかは要確認です。

もっとも、ホテルの送迎がなくても更衣室を貸してくれるところはあり、ホテル送迎の有無とチェックイン前の更衣室利用は必ずしもセットではないですが、ホテルの送迎が午後からになっているところは、朝に自分で勝手にホテルに行っても更衣室を貸してくれたりはしないので、ここら辺は旅館に聞いてしまうのが確実です。

部屋にトイレがあるか否か

JR監修のツアーの場合、旅館はきれいなところが多いですが、スキー・スノボツアーの場合は、スキー合宿等の団体客にも対応する宿なんかも含まれています。

そういう場合には、部屋にトイレが付いていない旅館も多いです。

これは、パンフにしっかり書いてあるのですが、他の旅行パンフではそんな旅館が載っていることの方が稀ですからついついチェックを忘れがちです。

男性は気にしない人も多いかもしれませんが、一緒に行く人のことも考えてしっかりチェックした方が良いです。

レンタル割引券につられない

JRのスキー・スノボツアーでは、レンタル割引券が付着するものも多かったりします。

最近のスキー場はスキー道具やウェアのレンタルに関して一昔前では考えられないくらいキレイなものを貸してくれます。

とくに、サロモンステーションの入ってるところ(GALA湯沢、上越国際、白馬五竜等)は、びっくりするくらい上質なものを貸してくれますし、HP上でもそこを強調しています。

しかし、逆に言うと、HP上で特にレンタルの質を強調していないところは口コミ等をよく確認した方が良いと思います。

GALA湯沢を基準に考えると後悔することになるかもしれません。

したがって、ツアーに付着するレンタル割引も重要ですが、どの程度の道具を貸してくれるのかしっかりチェックする必要があります。

コースマップの見方

コースマップにおいて、緑が初級コース、赤が中級コース、黒が上級コースというのが通常です。それが一般的と考えて全く問題ないです。

ただ、上越国際のように、初級コースを赤、中級コースを緑と逆に表記するスキー場があったりするので間違いのないように良くチェックした方が良いです。

これはJRで統一してほしいですね。

目玉プランを早めにチェック

JRのスキー・スノボツアーのパンフは、キャンペーンごとにいろいろあるのですが、メインは、日帰り、上越、信州、東北の4種類のパンフレットとなります。

そして、いずれも出発日限定の特選プランが最初の方のページに載っています。

これは、例えは上越国際スキー場なんかだと、1泊2日で、往復新幹線指定席+宿泊代+リフト券2日分でほぼ2万円とかの超お得プランがあるので、旅行日程を立てる時に利用できるか否かをまず確認するのが良いと思います。

こういうキャンペーンを利用しない手はありませんが、直前に取るのは難しいので早めの手配が必要です。

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