JR新幹線ツアーで行ける初心者におすすめのスキー場3:赤倉温泉


はじめに

この記事のシリーズでは、JRの新幹線ツアーで行けるスキー・スノボ初心者にお勧めのゲレンデを、この順番で行くと楽みながらレベルアップできるのではないかと思う順番で紹介していきます。

3番目にお勧めするのは赤倉温泉スキー場です。

初心者に赤倉温泉スキー場を勧めることについて、反対する人は日本に一人もいないと思います。

広大で誰もが認める初級者天国スキー場、それが赤倉温泉スキー場です。

基本情報

公式サイト

赤倉温泉スキー場公式サイト

コース情報

コースマップ(公式サイト)

アクセス

大きく2通りあります。

1.しなの鉄道北しなの線の妙高高原駅(時刻表)からホテル送迎利用でホテルに行けば、徒歩圏内にスキー場があります。

北陸新幹線:東京駅―長野駅(約90分)
しなの鉄道:長野駅―妙高高原駅(45分)
ホテル送迎:妙高高原駅―赤倉温泉(約10分)

2.JR北陸新幹線の上越妙高駅からシャトルバス(時刻表)が出ており、これを利用すれば約60分で赤倉温泉バス停に着きます。

東京駅―上越妙高駅(約120分)
上越妙高駅から赤倉温泉(約60分)

主要リフト券の値段

大人料金
1日券 4300円
5時間券 3300円

なぜ初心者にお勧めか

ほとんどが緩斜面

赤倉温泉スキー場の最大の特徴は、コースのほとんどが初中級コースであることです。

公式サイト上は8割が初中級コースとなっていますが、実際には9割といってよいでしょう。

そして、ここの中級コースはいずれもほぼ初級コースといえるような中級コースです。

途中に少し急な斜面が登場するから中級コースという区分にされているだけで、平均斜度で見れば初心者コースといったほうがふさわしいコースばかりです。

赤倉温泉スキー場は妙高高原の一画を締める広大なスキー場ですが、初心者でもコースマップとにらめっこすることなく、どこでも入っていって大丈夫です。

まちがって中級コースに紛れ込んでも、すぐに降りてこられます。初心者だと立ってるだけでも怖いなんて言う斜面はどこにもありません。

初心者であっても、リフトであちこちに移動しながら広大なスキー場を滑り倒すことが出来ます。

なかなか、ここまで初級者にやさしいスキー場はありません。

とにかく広い

もう一つの特徴は、とにかくスキー場が広大で、どの斜面も横幅が広いことです。

初級者の内は、斜度よりも狭さの方が問題で、狭くて混雑しているゲレンデだと安心して滑れなくて楽しくなかったりしますが、ここはどのコースも広くて、安心です。

スキー場全体が広大な緩斜面だらけなので、どのコースも初級者の練習に向いていると言え、広大なスキー場を楽しみながらレベルアップも期待できます。

もちろん、一部の林間コースのようなコースは広大ではありませんが、それでも他のスキー場の狭い林間コースのように崖から落ちたらどうしようなんて心配は無用で、安心して滑れ広さになっています。

温泉&ホテルが快適

JRツアーで赤倉温泉スキー場を利用する時の大きなメリットに、赤倉ホテルアネックスが利用できることがあります。

この赤倉ホテルというのは伝統あるホテルで(なお超名門は赤倉観光ホテル)、JRツアーで利用できるのは本館ではなくアネックスなのですが、本館と異なり、原則セルフサービスにする代わりに安価で施設を利用させてあげるというスタンスで運営されています(心のこもったおもてなしを期待してはダメ)。

もっとも、本館とアネックスは繋がった建物ですから、館内にある3つの温泉は利用可能で、食事もとてもおいしく、部屋もきれいです、またスキー場の目の前で、スキー環境は最高です。

温泉旅館といっても、スキーで行く場合にはスキーがメインで、おもてなし等は特に求めておらず、近くにスキー場、おいしい食事、良質な温泉がそろっていれば、後は、建物がぼろかろうが、セルフサービスだろうが、料金が安い方が合理的でうれしいです。

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バス移動なしで行ける

赤倉温泉スキー場に泊まりで行く場合、しなの鉄道の妙高高原駅(長野駅から45分)からホテルの送迎が利用可能で、駅から約10分くらいで着きます。そして、ホテルの徒歩圏内にスキー場があります。

つまり、電車移動+ホテル送迎車で行けるので、バス移動がありません。長距離バスの移動は車酔いやトイレの心配等何かと嫌なものですが、そういった余計なストレスが一切ありません。

短所

長いコースがない

赤倉温泉スキー場は、広大なスキー場でどのコースも広くて快適なのですが、ただ、ロングコースが一つもありません。

林間コースは多少長いのですが、広大なスキー場ですから、上から下まで降りられる、広大かつ長距離の初心者用コースが欲しいところというのは欲張り過ぎでしょうか。

どのコースも、横幅の広さに比べると短いコースばかりで、そこがちょっと残念といえます。

中上級コースがない

これは、長所の裏返しですが、赤倉温泉には見事に中級コースがありません。

中級コースに分類されているコースはいくつかありますが、すでに述べたように途中ちょっと急な斜面があるだけで、全体としてみればほとんど初級コースです。

したがって、広大なスキー場を移動しながら、いろんなコースを楽しめますが、ある程度滑れるようになってくると物足りなさを感じることになります。

長いコースがないことと合わせると、楽しく滑ることが目的であれば楽しめますが、レベルアップに貪欲なタイプには、いろいろ滑ってもどれも同じようなコースばかりで、飽きるのは早いかもしれません。

JRツアーにリフト券が付かない

JRスキー・スノボツアーにおいて、1泊旅行の場合、リフト券が2日分付くのは珍しいですが、最低でも1日券が付くのが通常です。

しかし、赤倉温泉は超レアな例外で、リフト券が一切尽きませんので、滞在中のリフト券は全部自腹で追加購入となります。

その分だけ割高といえば割高です。

もっとも、ホテルでリフト券の割引券がもらえ、しかも赤倉温泉には、5時間券というなかなか使い勝手の良いリフト券があり(購入時から5時間)、割引を適用すると2800円で買えます。

往路の到着時間や、復路の帰路前の入浴等を考えると、両日とも5時間券で間に合わせることも可能で、その場合は2日間で5600円で済みます。白馬などは、1日券の他は時間指定の午前券と午後券しかないところも多かったりしますから(にもかかわらず11時とかに着く)、そう考える欠点ではなく長所かもしれません。

おわりに

今回は、初級者のためにあるスキー場ともいえる赤倉温泉を紹介しました。

温泉も最高で、ここに行ってスキーやスノボを楽しいと思わない人はいないと思います。

ビッグゲレンデは、難コースが点在しているところも多く、初級者がうっかり白馬の八方尾根スキー場のようなところに行ってしまうと、長い上級者コースを、スキーならひたすらボーゲン、スノーボードならひたすら後ろ向きで降りてくるなんて言う悲惨な経験をすることにもなりかねませんが、赤倉温泉であれば安心です。

ゲレンデマップなんか見ないで、目に入ったリフトに乗って、広大なゲレンデのどこに行っても大丈夫です。

そういう点で、初心者にお勧めの赤倉温泉スキー場でした。

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